2024-01-01から1年間の記事一覧

【平和を愛する世界人として】第七章・理想郷に向かって(4)

☆☆☆ 文化事業として実践する創造のみ業 ☆☆☆ 私は、1988年のソウル・オリンピックが世界的な冷戦構造を決定的に変える平和の祭典になると予感し、世界各国に広がっている食口(シック)たちをソウルに呼び集めました。そして、自分の国の選手団を案内し、応援…

【平和を愛する世界人として】第七章・理想郷に向かって(3)

☆☆☆ 二十一世紀の宗教が目指すもの ☆☆☆ 二十世紀は激動の世紀でした。♦過去二千年間に起きたことよりも、もっと多くのことがこの百年の間に起きました。♦二十世紀は二度の世界大戦を経験し、共産主義が勢いよく広がった後に消えていった世紀です。また神を捨…

【イエス様の生涯と愛】文鮮明師が初めて明かすイエス・キリストの実像(3)文鮮明師み言葉集より

☆☆☆ イエス様復活後のキリスト教 ☆☆☆ ☆西に広がったキリスト教 神様の摂理歴史を聖書の歴史しを通して伝播(でんぱ)してきたものが中心的な教理であるならば、その教理において、これを未来のものとして残さなければならない、一つの最後の言葉が残っていな…

【イエス様の生涯と愛】文鮮明師が初めて明かすイエス・キリストの実像(2)文鮮明師み言葉集よ

☆☆☆ イエス様復活後のキリスト教 ☆☆☆ ☆キリスト教の使命 イエス様を中心として、その♦十二弟子と♦七十門徒が完全に一つになれば、歴史過程で失敗した、その時代ごとに蕩減(とうげん)できなかった、すべての男性たちの失敗が蕩減されるのです。 ♦それ故イエ…

【イエス様の生涯と愛】文鮮明師が初めて明かすイエス・キリストの実像(1)文鮮明師み言葉集より

☆☆☆ イエス様の復活と聖霊降臨 ☆☆☆ ☆イエス様の苦痛の三日路程 イエス様が死んだのち、三日間苦痛を受けたという事実はどういう意味でしょうか。天地が死亡圏に残っていて、地獄も死亡圏の因縁をもっているので、♦イエス様が天地を主管するためには、この死…

【平和を愛する世界人として】第七章・理想郷に向かって(2)

☆☆☆ 苦難と涙の地から平和と愛の地へ ☆☆☆ ☆☆韓民族への愛のメッセージ☆☆ 韓民族がこれまでに経験してきた悲惨な歴史には、深い意味があります。♦韓国が世界平和の前進基地になる運命なので、そのように多くの苦難を経験したのです。♦朝鮮半島が世界の中心に…

【平和を愛する世界人として】第七章・理想郷に向かって(1)

☆🐟☆🐟☆ 人類の新たなページを開く朝鮮半島 ☆🐟☆🐟☆ 私は故郷が慕わしく、夢の中でも故郷を訪ねていく人です。私の故郷は、ソウルを通り越して、あの遠い山と海のある北朝鮮の地、♦定州(チョンジュ)です。私の心は、いつどこにいても、愛と命があるその場所と結ば…

【国際勝共安保決意大会】でのメッセージ 1985年12月16日 韓国・ソウル

※文師はこの講演で、神の摂理歴史が集約されている韓半島の統一が、世界の思想的、体制的統一の端緒になるとともに、恩讐をも愛する神からの絶対真理をもってすれば、韓半島の統一は必ず成し遂げられると訴えた。 文鮮明師講演集「為に生きる」より ☆☆☆ 神の…

第回十七回「科学の統一に関する国際会議」での講演 1988年11月25日 アメリカ・ロサンゼルス

※今回のテーマ「絶対的価値と現代世界の再評価」に関し、文師は「現代世界の再評価を成すにあたって私たちはオリンピック競技に見られる世界平和と調和について、同様の精神を私たちの分野で築くことができる絶対的価値の可能性を調べなければならない」と語…

【世界平和のための頂上会議】でのメッセージ 1987年6月1日 ソウル・ロッテホテル

※会議の目的は、全世界の大統領、首相、閣僚経験者が集まって世界の諸問題を解決するための方策を研究し、人類の「真の平和と幸福」を築こうとするもの。文師はこの中で、世界平和を実現する方策として、➀宇宙の根本である「神と人間の平和」の確立。➁愛を中…

第十六回【科学の統一に関する国際会議】での講演 1987年11月27日アメリカ・ジョージア州アトランタ

※中国、東欧などの共産圏を含むに四十一ヵ国から二百五十一人の科学者、哲学者らが参加し、学者が神の存在を前提として研究を進めることの必要性を確認した。 文鮮明師講演集『為に生きる』より ☆☆☆ 絶対的価値と現代世界の再評価 ☆☆☆ ☆世界の諸問題は人間に…

第十五回【科学の統一に関する国際会議】でのメッセージ 1986年11月28日・アメリカ・ワシントン

※文師は地上天国建設のための運動を、思想、科学技術、経済、マスコミの四つの分野から紹介し、真の愛を中心とした人格革命の必要性を語った。この運動を統一運動という。 文鮮明師講演集・『為に生きる』より ☆☆☆ 真の愛と統一世界 ☆☆☆ ☆善と悪の争いで世界…

文鮮明師講演集・『為に生きる』・第2集より

☆☆☆ まえがき ☆☆☆ 文鮮明師の講演集『為に生きる』第一集の改訂版が出版されてから、すでに五年を経ていますが、この書籍は多くの人々に読まれ大きな反響を呼び、今日に至っています。♦文師の講演を直接聴く機会を得た人々はもとより、活字を通して文師に触…

【平和を愛する世界人として】第六章・愛は統一を導く〈冷戦終焉・宗教〉(最終章)

☆☆☆ 銃剣を収めて真の愛で ☆☆☆ 韓民族を分けているのは休戦ラインだけではありません。♦嶺南(ヨンナム・慶尚南北道)と♦湖南(ホナム・全羅南道北道)も、見えない線で分かれています。また日本に住む韓国・朝鮮人は♦民団(在日本大韓民国民団)と♦朝鮮総連…

【平和を愛する世界人として】第六章・愛は統一を導く〈冷戦終焉・宗教〉(6)

☆☆☆ 地は分けられても民族を分けることはできない ☆☆☆ 朝鮮半島は地球に唯一残った分断国家です。韓民族には朝鮮半島を統一させる責任があります。真っ二つになった祖国をこのまま子孫に譲り渡すことはできません。♦韓民族が二つに分かれ、互いの父母、兄弟…

【平和を愛する世界人として】第六章・愛は統一を導く〈冷戦終焉・宗教〉(5)

☆☆☆ 金日成主席との出会い ☆☆☆ 私が本来、北朝鮮に行こうとした理由は、故郷に行きたいからでも、金剛山(クンガンサン)を見物したいからでもありません。♦金日成(キムイルソン)主席と会い、祖国の将来について討議し、訴えるために行ったのです。ところ…

【平和を愛する世界人として】第六章・愛は統一を導く〈冷戦終焉・宗教融和〉(4)

☆☆☆ 朝鮮半島の統一がすなわち世界の統一 ☆☆☆ ゴルバチョフ大統領との会談を終えてクレムリン宮殿を出てくる際、私は随行していた♦朴晋煕(パクポーヒ、当時ワシントン・タイムズ社長)に特別な指示を一つしました。 ♦「1991年を越える前に、金日成(キムイ…

【平和を愛する世界人として】第六章・愛は統一を導く〈冷戦終焉・宗教融和〉(3)

☆☆☆ ソ連の地に宗教の自由を許可しなさい ☆☆☆ ダーウィンの進化論は、唯物思想に立脚していますが、精神は物質から生まれるという彼らの思想は、根っこから間違っています。♦人間は神が創造された被造物であり、すべての存在は、精神と物質の両面を備えた統…

「青年宗教者奉仕団」歓送会でのメッセージ 1986年8月7日 フィリピン・マニラ

※「青年宗教者奉仕団」(RYS)の中心的な目的は、おのおのの宗教団体の支持を得て、宗教的背景の異なる青年による夏期奉仕活動プロジェクトを推進することである。参加者は共に働くことにより、宗教、国籍、人種、文化を超えて互いの絆を深め合っている。 ☆☆…

「世界宗教者会議」でのメッセージ・1985年11月16日 アメリカ・マッカフィー

※文鮮明氏が提唱した会議に六百人の宗教代表者が集う中、同師は「今こそ全宗教者は、神の元もとに一つとなって、社会問題解決に立ち上がるべきです」と宗教者の使命を強調した。 ☆☆☆ 対話と同盟 ☆☆☆ 名誉ある議長、学者、世界中の宗教指導者ならびに紳士淑女…

第四回「世界宗教者会議」でのメッセージ 1984年8月11日 韓国・ソウル

※「神についての現代的な討論」をテーマとする同会議に、三十五カ国、三百五十人の世界の主要な宗教を代表する宗教家、神学者が参加した。文鮮明氏は宗教間の理解と和合を強調し、その実現に向けて、1993年に「世界宗教議会」を開催することを明らかにした。…

【平和を愛する世界人として】第六章・愛は統一を導く〈冷戦終焉・宗教融和〉(2)

☆☆☆ 川は流れ込む水を拒まない ☆☆☆ 世の中に蔓延した利己主義は、その個人を滅ぼすだけでなく、他の人と民族の発展までも阻害してしまいます。♦人間の心の中にある貪欲(どんよく)さが、平和世界を進める道において、最も大きな障害物になるのです。♦個人の…

【平和を愛する世界人として】第六章・愛は統一を導く〈冷戦終焉・宗教融和〉(1)

☆☆☆ 人を善にする宗教の力 ☆☆☆ 1990年八月二日、イラクのフセインがクウェートを武力侵攻しました。♦「中東の火薬庫」と呼ばれるペルシャ湾に戦争が勃発(ぼっぱつ)したのです。♦全世界が戦争の渦の中に巻き込まれていくとき、私は♦キリスト教の指導者と♦イ…

【平和を愛する世界人として】第五章・真の家庭が真の人間を完成する(最終章)

☆☆☆ 愛の墓を残して旅立つ人生 ☆☆☆ 真の人生は、個人の私的な欲心を捨てて、公益のために生きる人生です。♦これは孔子やイエス、釈迦やムハンマドなど、♦世界的な宗教指導者であれば、誰もが語る古今東西(ここんとうざい)の真理です。♦この真理は誰もが知…

【平和を愛する世界人として】第五章・真の家庭が真の人間を完成する(7)

☆☆☆ 真の愛は真の家庭から ☆☆☆ 男女がいくら愛し合っても、幸福な家庭を完成させるには、♦必ず家庭の囲いとなる父母がいて、大切にする子供がいなければなりません。♦家族という囲いがしっかりしているとき、その家庭は初めて幸福になります。いくら大きな社…

【平和を愛する世界人として】第五章・真の家庭が真の人間を完成する(6)

☆🐟☆🐟☆ 結婚の真の意味 ☆🐟☆🐟☆ 理想的な平和世界を成し遂げようとするとき、♦交叉(こうさ)祝福より他に早い道はありません。それ以外の方法では、時間がどのくらいかかるか計算できないことも、♦交叉祝福によって、二、三世代経てば、奇跡のように成し遂げられま…

【平和を愛する世界人として】第五章・真の家庭が真の人間を完成する(5)

☆☆☆ 天国の礎は平和な家庭 ☆☆☆ 西洋の人たちは本当に孤独に生きています。♦子供たちは十八歳になれば家を離れ、クリスマスの時などに、ちょっと顔を見せればそれで終わりです。両親を訪ねていって、安否を気遣うことも余りありません。結婚すれば完全に独立…

【平和を愛する世界人として】第五章・真の家庭が真の人間を完成する(4)

☆☆☆ 愛は与えて忘れなさい ☆☆☆ 家庭は神が創造した最高の組織です。♦また人類が互いに愛し、平和に暮らすことを学ぶ愛の学校であり、世の中に平和の王宮を建てるための訓練道場です。ために生きる夫と、ために生きる妻として、♦そして永遠の愛の道を行くため…

【平和を愛する世界人として】第五章・真の家庭が真の人間を完成する(3)

☆☆☆ 夫婦が必ず守らなければならない約束 ☆☆☆ 結婚した後には必ず守るべきことがあります。♦私は結婚する夫婦に必ず次のことを誓わせます。♦第一に、夫婦はお互いに信頼し愛すること、♦第二に、お互いの心を傷つけないこと、♦第三に、二世や三世の子供たちに…

真の愛の書簡(最終章)世界平和統一家庭連合・韓鶴子総裁還暦記念文集より 成和出版社・発行

☆☆☆ ご子女様に送られた書簡 ☆☆☆ 誉進(イェ-ヂン・五歳)様に送られた書簡 誉進、読んでごらん。お父さんが誉進とおまえの弟、妹を飛行場に残して発つとき、本当に悲しんだよ。 ♦お父さんは心の中で、「元気で行ってくるから、弟、妹の面倒をよく見て、お…